日本の常識は世界の常識ではない
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1947日
おはようございます!
今週で11月も終わり、
いよいよ12月に入りますよ。
今年もあとわずか。
今年の目標達成は見えてきていますか?
最後まで諦めないでくださいね!
さて、
キンドルで読んだ本をご紹介しましょう!
『安いニッポン
「価格」が示す停滞』
うすうす気がついてますよね。
なんか日本ってヤバくないかって。
どういう事かというと、
とっくの昔に日本は世界から
置いていかれてしまっているということです。
世界中の物価は緩やかに上がり続けている中で
賃金が30年停滞したままの日本の状態って
どう考えますか?
2019年のデータでみると、
日本の平均年収はすでに韓国にも負けているのです。
サンフランシスコの年平均所得1200万円というのは
低所得に該当するそうです。
アメリカのニューヨークやサンフランシスコは
世界的にも高所得なのですが、
年収900万円だと非常に低い所得、
年収540万円は極めて低い所得と位置付けられているそうです。
思い出してみてください。
最近までニュースを賑わしていた小室圭さん。
ニューヨークで弁護士としての初任給が
2000万円とか言ってませんでしたっけ?
そんな新人がなぜそんな高所得なんだ!
そう思いませんでした?
でも向こうの物価からしたら
ぜんぜん当たり前なんでしょうね。
家賃が60万とかいっていたのも、
向こうからすると普通で、
今の日本の水準が安すぎるのです。
だって100均なんて売価が固定の産業が
あること自体に物価が上がらない前提になっていて
日本の経済が大丈夫なのかって心配になります。
物価が上がらないから
企業が利益を上げられなくて
給料も上がらない。
だから物価が上がらない。
この負のスパイラルは
本当に海外からの物資を入手できなくしてしまい
日本の産業構造が壊れていってしまう怖さを感じます。
現にウッドショックなんてそうですよね。
木材を日本が海外諸国に買い負けているわけです。
物価水準が高い海外諸国の方が
購買力があるに決まってます。
半導体もそうです。
日本が変えない状態だから
車も生産できなくなるのです。
納車が遅くなるのも
そんな背景もあるかもしれませんね。
いろいろ考えると、
うちのお客様の顧問料も
考えてみたら先代から30年間
変わっていないところもあるくらいです(^-^;
これでやっていけてる?こと自体が
賃金が30年間停滞している理由そのものなのかなぁと
実感してしまいます。
だからと言って
このままではジリ貧間違いありません。
そうならないために、
DXなど活用して生産性を上げる努力をしていきましょう。
売上を上げられない時は
業務構造を変えて対応できるような
柔軟さを身に着けていくことが肝要かと思います。
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部下を持っている幹部の方もご参加してください(^^)/
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