ピントとボケとマーケティング
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
毎日ブログ410日目
おはようございます!
昨日は事務所の写真撮影でした!
天気が良くて助かりました。
室内での撮影が写りが暗くなり、
加工で明るくできるかちょっと心配です。
でも、後で加工することができて便利になりましたね。
さて、私の趣味ですが、
以前はデジタル一眼レフを持って
あちこち写真を撮りにでかけました。
レンズもいくつか揃えて楽しんでたんですよ。
でも最近では荷物が重いのが辛くなって、
もっぱらiphoneかコンパクトデジカメに
なってしまいました(^^;)
カメラの知識はまだ残っているので、
昨日の撮影では、
スタッフのK君のカメラでしたが、
絞りはどうなの?とか、
ストロボ消してみたら?など、
話しをしながら撮影したんですよ。
でね、カメラの構造って面白いので、
ちょっと解説しますよ。
絞りといって、
レンズの光が入ってくる量を増やすと
明るい写真が取れます。
光が多いのと同時にシャッタースピードを
高速にできます。
そして効果的には一番大きなボケができます。
ボケというのは、
人物を撮ったときに、
背景がぼやけて移ることです。
背景がボケることで、
被写体が際立つのですね。
ですが、ピントを合わせるのが難しく
まさにピンポイントになってきます。
大事なところにピントが合っていないと
ピンぼけといわれる写真になってしまうんです。
だから絞りを開放しすぎる写真は
とても難しいんですね。
逆に、絞りを強くして写すと、
光の量が調整され、ピントは広くなります。
写る範囲全体にピントが合うことを
パンフォーカスといって、
ピント調整しなくていいので
ある程度絞った方が楽に写せるんですよね。
この絞りとピント範囲の話しって、
マーケティングにとても似ています。
飲食店を例にすると、
店主はなんでも美味しく作れる。
だから、色々なニーズに応えられます。
というお店があった場合に、
和食か中華か洋食か、
なんでもOKなんて言ってると、
お客さんは特にこだわりがない人ばかり
集まってしまうでしょう。
カメラでいうパンフォーカス写真みたいに。
逆に、レンズを開放にして、
キレッキレのピントを
合わせて撮った写真のように、
中華の店でギョーザを売りにして、
さらにこの店独自なギョーザを
持ち帰りできるんです。
売り出すところをピンポイントで
アピールするわけです。
こんな店だったら、
ギョーザ好きなら
絶対に入りますよね。
かといって、
ギョーザ好き以外の人が
来ないわけではないんですよ。
そこが味噌なんですよね。
新たに起業しようとする人、
今のビジネスをさらに伸ばそうとする人に
特にお伝えしたいのですが、
お客さんに何を「売り」にしていくかということ。
その「売り」を伝えるときに
パンフォーカスでどこにでも
ピントが合っているような伝え方では、
相手に響かないかもしれませんね。
伝える内容を絞ることで、
相手への伝わり方は
大きく変わります。
ぜひ、しっかり時間をかけて
考えてみてくださいね。