過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2282日目

 

 

おはようございます!

昨日は事務所の大掃除でした♬

年末に掃除するのって水は冷たいし、

外は寒いし、

なんでこんな寒い時に無理して掃除するんだろうって

思ってました。

藤垣会計では毎年11月の初めに大掃除をしています。

天気も良くて掃除日和でした!

スタッフ皆で頑張ってくれました。

みんなありがとう!!

私は自分の机周りを整理できました♬

 

 

さて、

「学習する組織」という名著の中に

氷山モデルという図表が出てきます。

この話はとても分かりやすくて好きなので

少しご紹介しますね。

人の考えていることって

氷山に似ているんです。

一番上のできごとは目に見えている部分です。

実際に起きたできごとを表します。

そしてその出来事は一定のパターンで起きるんですよね。

人って自分の中に無意識のパターンをたくさん持っています。

そのパターンによって行動が起きるのです。

そのパターンの下には構造があります。

環境ともいえるかもしれませんが、

その時系列パターンが起きる要素を構成している構造です。

 

 

具体例でお話しすると分かりやすいいですね。

ある会社で決算のミスがありました。

経理職員が在庫の計上を間違ってしまったのです。

(これが出来事です)

このパターンというと、

決算でのミスなので毎年同じ時期に起きるということです。

5月に申告を迎えるので毎年5月にミスが発生するんですね。

(時系列パターン)

その前提となっている構造はなにかというと、

毎年5月の連休前後に在庫の集計作業をするのです。

この時期は担当者が有給を取っていたり、

休みが多くなるので仕事もずさんになりがちです。

そんな背景がありました。

(構造)

 

 

ミスが見つかったときに

その効果的な対策方法がまさに氷山モデルで解決できるのです。

構造のところまで下りていくことで

なぜミスが発生しているのかを

構造ごと見直すことができます。

ここで例えば構造を変えるという行為、

決算期を変更すれば連休があることでミスが生じることはなくなります。

構造を変えなければ、

ただその場しのぎで対処しただけなので、

また同じパターンになるとミスが起きるのです。

構造を変えれば根本的な対策に近いことが可能なのです。

 

 

ちなみに、

私のコンサルの師匠に学んだことなので

コンサルティングを行う人は

この構造に着目することが成果をあげるのに効果的なのですね!

覚えておいてください。

 

 

さて、

この氷山の一番下にメンタルモデルという層があります。

なぜここの話をしなかったのかというと、

変えることができないからなんです。

変えられないわけではありません。

でも変えられないんです。

ん?? とういうこと??

ここは、

他人が変えることはできないのです。

でも自分が変わることはできます。

とても難しいところなので

コンサルティングでは行わない分野ですね。

 

 

ただ、

私が学んでいるアチーブメント社の研修では

自分が体験して気づきを得て、

今まで当たり前だと考えてきたことが

そうではないことに気が付く機会を得られるのです。

人は自分が変わろうとして

新しい習慣を身につけることで

あらたな価値観を身につけることができるんですね。

それは自分がそう決意しないとできないのです。

私も変われました。

 

 

人が成果を挙げる方程式があります。

 

思 考

 

行 動

 

成 果

 

思考が変わると行動が変わり、

行動が変われば成果が変わるのです。

実際には、

思考の前には価値観があり、

その価値観が変わるから思考が変わるのです。

つまり価値観が変わることで

成果が変わってくるのですね。

 

 

成長とは、

価値観の肯定的変化だと言われますが、

価値観が良い方向に変わることが

よい成果に繋がっているのですね。

いつまでたっても成果が上がらない人は、

上手くいかないままの価値観を変えられずにいるってこと。

それは辛いですね。。。

しかも自分で気が付いていないなんて。。。

 

 

とにかく言えることは、

人の価値観は変えられないけど

自分の価値観、考え方、行動は自分で変えられるのです。

自分で選択できるということ。

自分にとって最善の選択ができるよう

学びを継続していきます。

 

 

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