過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2290日目

 

 

おはようございます!

今晩は岐阜相続診断士会にてお話しさせていただく機会をいただきました。

ここでの登壇は2年ぶりくらいかな?

久しぶりに会員の皆さんにお会いできるのも楽しみです♬

 

 

さて、

今日はホウレンソウについて

どうしたら人に伝わるホウレンソウができるのかを

一緒に考えてみたいと思います。

 

あなたは伝言ゲームってご存じですか?

10人順番に長い文章を伝えていくようにすると、

話の内容がどんどん変化していくんですよね。

微妙に内容が変わっていく様子が

横で見ているととても面白いんです(笑

でもね、

他人事ではないんですよ。

 

 

誰しもが言葉を使って物事を伝える時には

自分の知覚を通して伝えるんですよ。

でね、

人の知覚を通るということは

選択理論心理学でいう感覚のフィルターと知識のフィルター、

そして価値観のフィルターを通ってから、

ようやく知覚の中に情報が入ってくるので

あったままの事実から自分の中の解釈の世界に入ってしまうのです。

 

 

解釈とは自分の中のストーリーの世界です。

場合によっては同じ話がまったく逆の情報として

伝えているかもしれませんね。

だから解釈を入れる報告は基本的に必要ないのです。

 

 

報告の順序は、

あったままの事実をそのまま伝えること。

そしてそれを踏まえて自分の考えを述べる。

これが報告の基本です。

 

 

では事実とは何でしょうか?

あったことそのままの情報です。

自分の解釈を入れないもの。

いつ誰が何と発言してどう行動したか。

これを端的に時系列で伝えていくのです。

そのままの言葉を伝えてくれないとこんなことが起こります。

「すみません、

 先程お客様のAさまと電話で話していて

 叱られました。」

この報告についてどう感じますか?

そう、

叱られたかどうか、

それは解釈の世界です。

事実、お客様はそのメンバーに対して

何という発言をしたのか?

一言一句までは記憶できないかもしれませんが、

それを再現して報告することが報告なのです。

「先程お客様のAさまと電話で話していて、

 私が『○○○』と話したところ、

 Aさまから『▲▲▲』と言われました。

 怒らせてしまったのではないかと気になって報告しました」

具体的な会話の中身を聞かせてもらえるから

それに対する対応を指示できるのです。

具体性がない報告には

誤った指示を出してしまう恐れがあるので

せっかく時間を掛けて報告してくれても

会社にとってマイナスにもなりかねないのです。

 

 

事実と解釈、

自分の解釈は最後に添えるだけ。

これを徹底していきましょうね(^^)/

 

 

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