過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1121日目

 

 

おはようございます!

涼しくなったっと思ってましたが、

また暑さが戻ってくるとか・・・

熱中症など、油断はいけません。

気をつけましょうね!

 

 

 

さて、

「視座」という言葉は

あまり聞きなれないかもしれませんね。

逆に「視点」や「視野」は、

よく聞く言葉です。

 

 

 

「視点」とはある一点を指します。

例えば、

サッカーボールの手前側の黒い部分であったり、

裏側の白色の部分であったりと、

絞り込んだポイントということです。

視点

 

 

では「視野」とは、

見える範囲のこと。

例えば、

観客席から見えるサッカーのフィールド。

サッカーボールの一部を見るのではなく、

幅広く様々なものが見えてきますね。

その見る範囲の広さが視野です。

視野

 

 

ビジネスや経営の観点で

視点と視野を考えると、

視点は重要なポイント。

異なる角度の問題を見つけ解決に導くためには、

視点が重要ですね。

また、

「木を見て森を見ず」という言葉があるように、

視点だけでなく、

広い範囲で物事を見られると

問題発見もできるし、

全体の関係性も見えてきます。

視野の広さも必要なのですね。

 

 

では、視座とはなんでしょう?

視座とは、

「物事を見る立場や姿勢」

視点の高さとも言えます。

さっきのサッカーの例でいうと、

観客席で見る景色、

ベンチの中から監督が見る景色、

ゴールキーパーがゴールの前から見る景色、

それぞれ立ち位置によって見え方が変わります。

それが視座というものです。

視座

 

 

組織だと露骨に変わるのです。

それはトップになるほど見ている景色が

遠いということです。

現場に行けば行くほど、

毎日の業務などミクロの視座になります。

現場のことをしていながら、

5年後の長期的な見方をすることは

なかなかできません。

想像はできますが、

実際に見えている景色は

階層によって異なるわけです。

それぞれが捉えている時間軸の感覚が

トップほど長く、

現場ほど短いといえそうですね。

 

 

 

視座を高めることでの問題として

よくあることは、

現場の不満を述べる時の「論点ずらし」に

使われやすいということです。

ある意図があってやっている作業が、

その意図がわからない。

他の部署ではその作業をやっていないことを聞いて、

「そもそもこの作業は必要ないんじゃないか?」

と問題提起をする。

視座を高めるとは、

上司の立場にたって言いたいことを

言うことではありません。

普段は見えていない視座を体験して、

もっと幅広な視点と視野を知ることが大切なのです。

 

 

 

組織の中では、

相手の視座に立ってみようという意識は

とても重要です。

その立ち位置には立てないけれど、

普段、何を考えているんだろうと、

考えてみることでの気付きは大いにあるはずです。

上司は逆に現場に降りていって、

現場のお困りごとを聞いてみることも

おススメします。

現場の問題が上に上がってないことは

沢山ありますから、

自分の目で見てあげてくださいね。

 

 

 

 

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