過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1192日目

 

 

おはようございます!

今週もあっという間に週末になりますよ。

金曜の今日を精一杯過ごして

気分よくお休みに入りましょうね(^^)/

 

 

さて、

よく聞く言葉です。

「自分の給料の3倍の粗利を稼ぎなさい」

「手取りの5倍を売り上げてきなさい」

こういう言葉を社長や上司から言われても、

その意味の根拠については

よく分からない人が大半だと思います。

 

 

そればかりか、

自分の金銭感覚が変わらないので、

例えば税理士事務所の月額報酬が、

5万円だった時に、

5万円も自分は支払えない!と感じてしまい

高いと信じ込んでしまうパターンです。

これは、

サラリーマンとしての自分の金銭感覚では

高いのかもしれません。

でもね、

会社の経営者が何かあったときに

すぐに経営の相談ができることや、

それに対する安心感が得られるコストとして

5万円だとすると、

逆に安いと思われることが結構あります。

 

 

自分は何を売っているのか?

という観点で仕事をすることが

とても重要な意味を持ちます。

会計事務所は、

お客様に安心を与えることが

仕事ですね。

ただ単に会計データを

入力しているだけではありません。

その数値をどう読むかで

経営方針が変わることもあるのです。

だから仕事の価値をしっかり理解して

仕事に取り組むことが大切ですね。

 

草原と空

 

話を元に戻すと、

会社組織は直接顧客と接する社員と、

間接的に業務に取り組む社員がいます。

直接関わるのは、営業社員ですね。

では間接的というと

総務や経理、製造部門もそうかもしれません。

そして役員という会社の経営をする仕事も

間接的な業務と言えます。

そう考えると、

直接お客様に接する営業社員の

粗利の目標は、

自分の給料分だけ稼いでも足りませんね。

だって間接部門の人の分まで

稼いでこなければいけませんから。

 

 

また、

それ以上に固定費というものがかかります。

会社の維持費として、

家賃や光熱費、設備の費用など

これらの費用も営業の社員が

稼いでこなければなりません。

 

 

売り上げを直接担当する人は

自分の給料分の3倍~5倍の粗利を

稼いできてくれるから

会社のお金は回るのですね。

ただし、

決して間接部門がお荷物だとか

いう意味ではありません。

これは単に役割の差だからです。

それぞれの役割を果たすことが

重要なのですね。

 

 

まだ新しく参入した事業部門では、

売り上げも少なかったりして

会社としては赤字部門かもしれません。

事実として赤字なわけですが、

それは将来を見越して

会社がこれからの拡大を信じて

取り組むと決めたわけですから、

一生懸命に取り組んでいくことが

その部門の社員の役割ですよね。

ただし、

ほかのメンバーに助けられていることは

素直に感謝して、

自分ができることは

返していこうという姿勢は必要ですよね。

将来、自分が仲間の協力も得やすくなるでしょう。

決して自分だけで仕事をしていませんから、

周りの状況にも臨機応変に対応できるといいですね。

 

 

自分の役割を果たすことで

組織の中での存在意義が生まれます。

あなたの役割とは

どんな役割でしょうか?

 

 

 

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