過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2863日目

 

 

おはようございます!

昨日はいろいろ学びの時間がたくさんありました。

午後からのzoomでの勉強会に参加したときに

紹介いただいた話が興味深かったのでシェアさせていただきます。

 

 

ビジョナリーカンパニーという書籍に出てくる逸話だそうですが、

アメリカの実験の成果がどちらのチームが効果的だったか、

考えてみてほしいのです。

AチームとBチーム、

アメリカの大陸横断をそれぞれが目標としていました。

Aチームは毎日20マイルを進むと決めました。

どれだけ調子が良くてもっと距離を延ばせても

20マイルと決めていました。

調子が良くても悪くても一日20マイル。

Bチームはそんな決まりは作りませんでした。

体調が悪い日もあるでしょうから

そんな日は進まなくてもよいとしました。

調子が良いときは一日に100マイル進むことも

オッケーとしました。

 

 

AチームとBチーム、

どちらが先に目標に到達できたでしょうか?

これが質問です。

 

 

 

答えは、、、、

Aチームが勝ちました。

20マイル毎日コツコツ進むチームが

結果的にゴールできたのです。

Bチームは選択理論的な感じもありましたが、

このAチームとBチームでは何が大きく違ったでしょうか?

考えてみてください。

 

 

この違いは何かと言いますと、

いろいろ意見はあると思いますが、

選択理論で回答すると「創造性」の違いでした。

創造性が強く発揮されたのがAチーム。

Bチームというのはいつものやり方から変わらなかったと

言ってもよいでしょう。

調子が悪いときは休んで、

調子が良いときに進む。

これって今までと何ら変わりない行動パターン。

選択理論で説明すると、

いわゆる整理された行動をしているだけなのです。

 

 

一方、Aチームではどんな時でも20マイル進む。

これって調子が悪いときでも絶対に決めたことをやるのです。

普段なら休んでしまう時でも進むとしたら

どうやって進もうか考えるわけです。

普段なら調子よいときは100マイルでも進んでしまうのに

今回は20マイルしか進まないんです。

だから考えるのです。

 

 

成長って、

簡単に言うと今までの自分の思考パターン行動パターンから

外れたところの選択をできるようになることです。

同じパターンでやってる限り成長はありませんよね。

ここ、

とても大事なところです。

今までと同じ思考パターンだから

同じ結果しか生まない。

だから違う思考で行動してみる。

こういう発想にならないと人は成長していかない、

厳密にいうと、

大きく成長できないということなのです。

 

 

コツコツ進めることって

何事でも力になるということ。

実験でもそれを証明しているのです。

コツコツやるのは大変なんだけど、

大きな価値があるので

ぜひあなたの課題をコツコツで挑戦してみてください。

そして創造性を発揮してみてください!

 

 

 

藤垣会計事務所