相手にどこまで求めていますか?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1261日目
おはようございます!
今日も東京から始まります。
昨日の夜が遅かったので寝不足です。
でも遊びに出かけていたわけではありません。
振り返りの時間をしっかりとりました。
昨日の学びも新たな着想がいくつももらえました!
今日も連絡が取りにくくなりますが、
よろしくお願いいたします。
さて、
昨日の学びで刺さったことの一つが、
人間は不完全な生き物だということ。
当たり前のことですが、
どうしても相手に求めてしまうことがある。
選択理論心理学では、
人は5つの欲求をもっていて、
人それぞれ欲求の強さが違うのです。
生存の欲求、
愛所属の欲求、
力の欲求、
自由の欲求、
楽しみの欲求です。
これらのバランスはみんな違うんですね。
身内の話になりますが、
私の妻とはもう結婚して20年以上になります。
月日の流れるのは速いものです。
今でこそ仲良くやってますが、
結婚当初は喧嘩が絶えませんでした。
私も若かったというのもありますが、
どうしても妻のことが理解できず、
自分の正しさを押し付けようとしていました。
私は実家では長男として
堅く?育てられ、
こうあるべき、
正しくあるべき、
という考え方を強くもってきました。
一方、
妻はというと、
妹と二人姉妹で自由奔放に育てられました。
本人曰く、
一度も叱られたことがない。
結婚して数か月後、
妻が旅行に行ってくると言いました。
「今度三重に旅行に行ってくることになったからね」
私は反応してしまいました。
「は?
なんで勝手に決めてきたの?
まずは俺に
「行ってきていい?」
って聞いてから
決めるんじゃないの?」
自由奔放な妻はそんなことに束縛されません。
まったく私の話を理解しようとせず、
「誰の稼いだお金で旅行に行くんだよ!」
って喧嘩になってしまうんです。
このパターンの喧嘩が
多かったように思います。
そのうち喧嘩したくないので
私は我慢するようになってしまいました。
でもね、
選択理論を学ぶようになって、
妻と私の欲求の強さが違うことが分かりました。
私と妻とは、
欲求の強さが違い、
案の定妻は自由の欲求が強かったんです。
あらためて納得させられたし、
この違いは違いであって、
間違いではないのです。
仕事においては、
どうしても完全を求めてしまうのです。
プロとしての意識がそうさせるのですが、
人は完全ではありません。
ミスも犯します。
人は不完全であるから、
チームで仕事に取り組むのです。
組織が存在するのは、
1人ではできないことをするため。
だから様々なメンバーがいるわけです。
どうしても自分ができることは
他の人にもできるものとして
要求してしまいますが、
その考え方が間違っているのです。
人ができないことは、
できる人がサポートすればいいし、
できない人がいれば
自分の出番だと思えばいいのです。
なかなかこの考え方が落とし込めなくて
勝手にストレスになってしまっていました。
そもそも人に完全を求めず、
できる人が補ってできればいいのです。
仕事のレベルを下げていいのではありません。
組織で成し遂げられれば
問題ないということです。
そう考えると経営者は
少しは楽になれるのではないでしょうか。
できないところにフォーカスせずに、
いいところにフォーカスすることで、
メンバーの主体性が生まれてくるのですね。
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