事業承継は計画的に
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1275日目
おはようございます!
今日で1月も終わりですよ。
こうやってあっという間に1年が過ぎていくのでしょう。
2月は繁忙期に入りますが、
大切なチャレンジもあります。
しっかりプランニングして臨みたいです。
さて、
藤垣会計のお客様には
事業承継を検討する年代の方が多くいらっしゃいます。
中小企業の承継では
株式をどうするのかが問題になることが
多くあるのです。
相続や贈与で移転するだけのことなら
話は簡単なのですが、
株価が高額になってしまっている場合、
安易に贈与とも言えません。
様々な対策の方法について、
最近では事務所にて勉強会を開催して学んでいます。
組織再編といって、
持ち株会社をつくったり、
株式を移転・交換、現物分配などの手法を組み合わせると、
うまく当てはまると株価が大きく変わってくるのです。
そのための準備にも時間がかかるし、
リスクも大きいので慎重に動く必要がありますが、
選択肢として持つことはありですよね。
また、
単純な話ですが、
事業の承継の時は数年前から動く必要があります。
そうしないと株価が低くできないからです。
例えば配当です。
うちのお客様では、
毎年配当を行なっている会社様があるのですが、
配当をしている会社は株価が高くなります。
ある方法で株価を評価するときに、
その加算要素に「配当」の項目があるのです。
だから数年前から配当をやめると、
株価が下がるというわけです。
単純な話ですが、
前からやっておかないと
株価は下がらないのです。
思いつきではなく、
しっかり事前に準備をして
承継に臨む必要があるのですね。
全てを解決する方法があるとは限りませんが、
いろいろな方法を検討してみましょう。
顧問税理士の先生に相談されることをお勧めします。
勝手に進めてしまわないよう気を付けてくださいね。
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