新型コロナウィルスの支援情報解説
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1310日目
おはようございます!
今日のブログでは、
経済産業省のホームページに掲載してある情報を
整理してお伝えしますね。
行政の支援としては、
1.相談窓口の設置
2.資金繰り対策
3.雇用調整助成金の特例など
があります。
1の相談窓口としては、
全国に1050の拠点で相談窓口を設置しています。
具体的には、👇
日本政策金融公庫、商工中金、
信用保証協会、商工会議所などが
中心となって相談にあたるようです。
先日のニュースで、
バス会社の社長さんが取り上げられていました。
仕事が無くなったからといって、
バスの運転手さんを解雇するわけにはいかない。
人材が財産だからです。
で、どうしたかというと、
バスを数台売却したとのこと。
そのお金で当面の人件費を確保したそうです。
バスを売却できるだけの余力が
あったからよかったものの、
そうじゃなければ行き詰ってしまうところでした。
そんな当面の経営に困ったときなどに
融資制度の紹介や雇用の助成金を案内できるのが
この相談窓口になります。
ぜひご活用ください。
2の資金繰り支援とは、
具体的には、
セーフティネット保証と
セーフティネット貸付、
衛生環境激変対策特別貸付があります。
セーフティ保証とは、
信用保証協会の融資枠を別枠で確保できる制度です。
保証協会の別枠の保証があれば
銀行などで融資が実行できるようになります。
これは売上が前年比20%減少などの要件があります。
手続きは、
会社の本店がある市区町村で
認定を受けることから始まります。
懐かしいと思うのですが、
リーマンショックの時?にも、
この制度が活躍しました。
私も当時たくさん扱いましたよ。
セーフティネット貸付とは、
日本政策金融公庫の融資制度です。
売上が5%以上減少という要件にかかわらず、
今後の影響が見込まれる事業者の方も
融資の対象になります!
これは公庫が窓口になります。
衛生環境激変対策特別貸付とは、
業種が旅館業、飲食店営業、喫茶店営業に
限られています。
新型コロナウィルスの発生により、
最近1か月の売上が前年または前々年の
同期に比較して10%以上減少、
かつ、今後も減少が見込まれる。
そして中長期的には回復が見込まれるときに、
融資を受けられる制度です。
これも日本政策金融公庫の窓口にて
受付をしています。
補足として、
政府から政府系金融機関には、
事業者に配慮をするよう要請しています。
適時適切な貸し付け、
返済猶予など条件変更など、
いろいろな対応を柔軟にしてもらえるので、
ぜひご活用ください。
助成金については、
明日のブログで紹介しますね!
参考にしてください。
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