過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1315日目

 

 

おはようございます!

週末の土曜はどう過ごされますか?

確定申告シーズンは土曜日は

出勤日として営業しています。

確定申告でのご相談、

新型コロナウィルスでの経営相談など、

ご連絡いただければ対応いたします。

新型コロナウィルスの国の支援策は

中途半端であまり使えていません。

業種が限定されていて対象外だとか、

リスケ(返済条件変更)しているから

制度が使えないと金融機関から言われたり。

私からもサポートで窓口に連絡しても、

できないものはできないようで、

なかなか煮え切らない制度です!

 

 

さて、

新型コロナウィルスでは、

突然の学校の休校やイベント自粛など、

政府の対応が批判の対象にされたりと

ニュースや新聞では話題が絶えませんね。

 

 

学校の休校については、

周りに与える影響が大きく、

「なに勝手に決めてるんだ!」

という批判の声を多く聞きました。

でもこれって、

渦中にいると見えないだけで、

本当の目的である感染を最小限に食い止めることを

考えると自然と出てくる答えなのかもしれません。

 

 

昨日の時点で、

世界の新型コロナウィルスの感染情報を

調べてみました。☟☟☟

感染者の数を表示していますが、

上位から、

中国    80,552人

韓国     6,284人

イタリア  3,858人

イラン   3,513人

ドイツ   545人

フランス  423人

日本      360人

という順番となっています。

あれ?って感じませんか?

 

 

そう、

日本と変わらなかった韓国が

既に6,000人を超え、

ドイツやフランスが

あっという間に日本を抜いていったのです。

日本のすぐ下にいるスペインも

すぐに日本を超えていくでしょう。

アメリカもこれから大型クルーズ船の対応に

追われることになります。

日本で大きく話題になったダイアモンドプリンセス号の

兄弟船の大型クルーズ船がアメリカに戻ってきたのですが、

その中に感染者が出ているのです。

乗客も2,500人ほど乗っているとか。

ダイアモンドプリンセス号の経験を

ぜひ活かした対応を取ってもらいたいです。

 

 

何が言いたかったかというと、

日本は封じ込めが上手くいっているということです。

学校の休校やイベントなどの休止を政府が要請しましたが、

日本人の真面目な気質が功を奏したのか、

結果的に感染者の数が爆発的に増えている外国と比べ、

ゆっくりと増加してきています。

安倍首相に批判が集中してましたが、

結果的にみれば正しかったのかもしれません。

 

 

人はその時の最善の行動をとります。

安倍首相は総理大臣の立場で最善をとったし、

マスコミや国民もその時々で最善の行動をとってます。

それぞれの立場や持っている情報量が違うので、

最善の考え方が異なるかもしれません。

しかし、

批判からは未来は生まれませんし、

変えられるものなら批判してもいいけれど、

変えられないのに文句ばかり言っていても

しかたないのです。

 

 

 

これは職場の中でも、

同じことがいえると思います。

会社の経営者が決めた決断について、

社員たちが反発することがあります。

不平不満が募り、

退職者が出るようなこともあるでしょう。

でもこれって、

新型コロナ対策と一緒で、

その時のトップの判断は

社員たちには意図が図り切れません。

なぜかと言うと、

立場が違うため見ている景色が違うからです。

社員の立場だと目の前の現場に焦点が行きます。

経営者の立場だと将来の状態まで

見ている景色が広がります。

もちろん持っている情報量や知識も違います。

 

 

批判していても生産性は上がりません。

どうしたらもっと良くなるかを、

経営者の立場に立って考えてみましょう。

経営者は社員の立場に立って、

どんな不安を持っているかを考えてみましょう。

経営者の考えを伝えていますか?

お互いが信頼し合える組織になることで、

強い会社になって不況にも負けない基盤ができていくのです。

 

 

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