過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1559日目

 

 

おはようございます!

昨日は母校の高校にて進路講演の講師をしてきました。

同窓会の偉い方からのご指名で

話す機会をいただきましたが、

租税教室とは違った緊張感がありました。

 

 

学校につくと、

校長室にて校長先生らとお話をしました。

私の母校には普通科と理数科があるんですよ。

私は理数科出身で、

進路を考えるときには

迷う人が出てくるんですよね。

考えてみてください、

中学を卒業する前に普通科か理数科かを

決めて受験するんですよ。

そんな歳で自分が理系に進むかどうかなんて

分かるはずがないじゃないですか。

 

 

そう、

自分がそうだったので分かるんですよ。

私は数学が得意でした。

高校では学年でトップ5位にはいました。

英語も得意でした。

物理や化学もまぁまぁ得意。

でね、

得意と好きは一緒なら幸せだけど、

一致するかどうかは微妙なんですよね。

私は英語は得意だし好きでした。

数学は得意でしたが、

そんなに好きではなかったんです。

大学は工学部に入学したので、

難易度の高い数学の授業があったのですが、

好きじゃないのでどんどん忘れちゃうんですよ。

でね、

あんなに得意だったのに

大学入ってすぐに落ちこぼれてしまうという状態に。

 

 

大学では教養学部といって、

大学2年の前半までは専門課程に入る前の

さまざまな講義を受けていくのですが、

その中で興味が分かってきました。

そして理系の科目には興味がなかったんですよね。

 

 

そして工学部から法学部への転学部を手続きして

小論文を書いたり面接を受けたうえで、

晴れて法学部へと転身できたんですよね。

 

 

自分が何をやりたいかが

この時期に明確になっていることは

とても素晴らしいことです。

そんな生徒さんは、

ぜひその道を突っ走っていってほしいものです。

 

 

でもそうじゃない人の割合の方が

圧倒的に多いと思うんですね。

そして校長先生もこう言われていました。

自分が理系なのか分系に変わった方がいいのか

分からなくなって迷ってる生徒が多くいると。

そう、

分からなくていいんですよね。

だって、しょうがないから。

でも、

自分のやりたいことが明確になったら

人は行動しますよ。

私は学部を変わりました。

当時の同級生は、

在学中に本人の地元の国立大学に受験しなおして、

そちらに合格したのでうちの大学を退学していきましたよ。

 

 

就職してからだって、

自分に合うかどうかなんて

入ってみなければ分かりませんし、

やはりここでも迷うわけです。

 

 

大事なのは、

どこに行ってもそこで頑張ってみるということ。

転職ばかりして、

何のスキルもつかずに30代になってしまったという話を

よく耳にします。

これでは悲しすぎます。

 

 

迷ってもいいので、

まずはそこで頑張って何かスキルを手に入れてください。

その過程で見えてくるものはありますし、

考え方が変わることもあります。

若いうちは大いに迷って自問自答を続けてください。

かならず何か見えてきます。

そこからでも全く遅くはないのだから、

もっと気持ちに余裕をもっていきましょうね!

 

 

 

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