コミュニケーションの本質
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1574日目
おはようございます!
昨日は一年に一度のイベントに参加しました。
JPSAコンベンション2020
JPSAとは日本プロスピーカー協会のことで、
私が所属する講演活動を通した社会貢献の団体です。
私たちが学び、体得してきたことを
実体験を通して伝えていくことで、
社会を良くしていこうという活動の、
一年に一度のイベントなのです。
同じ志を持った仲間には
なんと岐阜市長もいらっしゃって、
昨日は柴橋正直岐阜市長の特別講演もいただき、
感動でした(^^)
岐阜市の教育の現場や職員の教育に
選択理論心理学を入れていくことに
力を入れておられます。
この選択理論心理学を普及していくことが、
社会をよくするためのOSだと確信しています。
家族の人間関係、
学校での人間関係、
職場での人間関係、
どこにおいてもこの人間関係が
不満足であることで様々な問題行動を起こします。
身近であればあるほど、
人は相手をコントロールしようとします。
親は子供を思い通りに行動させようとしますよね。
これは外的コントロールといい、
良好な人間関係を壊していくものです。
職場でも、
外的コントロールは日本中でありふれています。
上司が部下を思い通りにしようと
叱ったり
文句を言ったり
批判したりしますが、
これらは外的コントロールなのです。
外的コントロールを使わないようにすることって
簡単ではありません。
だって、
人は生まれたときから外的コントロールを
覚えているからです。
赤ちゃんが泣いて母親をコントロールすることから
外的コントロールは始まるのです。
子育てのなかでも、
親も子供も思い通りにならないと
怒ったり泣いたりと、
相手をコントロールしようとします。
自分が小さい時も親から育てられるときに
外的コントロールを使って育てられてきたため、
同じように子供にもしてしまうのです。
では、
外的ではなく内的な関わりって
どうやってやるのでしょう?
それは相手との関係性の中から
できるようになるので、
簡単ではないのです。
まずは外的コントロールを手放すこと。
でね、
昨日のコンベンションの中で聞いたプレゼンの話を
ご紹介しましょう。
その経営者の方は、
思うようにならない職場の社員さんに対して、
研修に参加してもらうことで
「変わってこい!」
と送り出していたということを
話されていました。
今ではその経営者の方の会社では
自分から研修に行きたいと言ってきてくれるそうですが、
以前の
「お前、研修に行って変わってこい!」
というのは、
まさに外的コントロールなんだなって感じました。
本人のためだとか言いながら、
研修を使って相手を変えようとしているのは
もしかしたら自分かもしれないと思い、
ドキッとしました(^-^;
結局は、その社員自身がどうなりたいのか?
そのアドバイスとして研修について話してあげることはできても、
それを選択するかどうかは
本人の選択なのです。
これが選択理論なのです。
あえて背中を押すことはありますけど、
それが自分の中に相手を変えたいと
思っていたとしたら、
それは外的コントロールです。
「相手が良くなってほしい」と、
「私は相手を変えたい」では、
主語が違いますからね。
コミュニケーションの質とは、
この本質的な根っこにあるものの違いが
どこにあるかで決まってきます。
言い方は乱暴でも、
それが相手にためだと思っていて、
それを本人も理解していたら、
言葉だけ聞いてて外的コントロールに聞こえても
それは外的ではないのです。
根っこの部分は目に見えないからこそ、
適当に取り繕って生きていく人も
たくさんいますよ。
でも本質的な違いは必ず結果として
現れてきます。
身近な人にこそ、
甘えが出てしまうので
ちゃんと意識して向き合っていきたいと
あらためて感じた一日でした。
あなたも、身近な人にこそ
内的な関わりをしていきましょうね(^^)/
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