過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1699日目

 

 

おはようございます!

昨日はロータリークラブの青少年育成イベント。

小学生と中学生ゴルファーを迎えて

ジュニアゴルフトーナメントを開催しました。

毎年開催しているイベントですが、

去年はコロナの影響で中止となったため

2年ぶりでした。

小さくてもスコアは素晴らしいです。

努力を重ねてプロゴルファーになってもらいたいです。

 

さて、

今日はウィンウィンの本当の意味を

考えてみたいと思います。

よく言いますよね。

仕事でお互いにメリットがあると

ウィンウィンの関係だと。

これは分かりやすいですよね。

 

「ウィンウィンという言葉が

勝ち負けを想像してしまうから嫌いだ。

どうせなら

『ハッピーハッピー』がいい」

と言われるお客様もいらっしゃいました。

なるほど!と思いましたが、

これはウィンウィンの本質を知らないから

この言葉を使うことを避けただけのこと。

 

 

どういう事かというと、

「勝ち負けを想像してしまう」

この状態の前提は、

勝ち負けを回避できないということです。

そう、

ウィンウィンの考え方の本質は、

ウィンルーズ(勝ち負け)、

ルーズウィン(負け勝ち)、

この関係をつくらないということなのです。

 

 

ウィンルーズ(勝ち負け)の関係とは、

上手に相手を利用して

自分だけ得をする関係をいいます。

ウィンルーズ(勝ち負け)のマインドを持つ人は

一時的に業績を上げられる人です。

言葉巧みに自社商品を売りつけ、

実際には高値で販売したりして、

お客様は不利な状況を知らずに作られているのです。

こういう仕事をする会社は長期的に繁栄できません。

お客様が繁栄するから

自社も繁栄できるからです。

だからウィンルーズ(勝ち負け)では

いけないのです。

 

 

では次にルーズウィン(負け勝ち)です。

これは自分を犠牲にして相手を勝たすこと。

そう聞くと良さげな話に聞こえますが、

会社組織の中では許されないことなのです。

お人好しな営業マンが、

お客様に気に入られるために

隠して規定より安い値段で商品を

販売したという事例です。

自社を負かすことで

お客様を喜ばせる。

これは本末転倒です。

お客様を喜ばせるのは、

会社の商品の力でするものです。

商品には適正な価格があるわけで、

それを無視した行為はルール違反なのです。

 

 

負け勝ちの考え方には

過剰サービスという事例もあります。

お客様に希望されたからといって

いろいろな分析資料をつくったりすることは

そのお客様は当然喜ばれると思いますが、

その担当者が異動で別の担当者に変わったときに、

お客様から「サービスが低下した」と

言われることにつながるんですね。

サービスには価格があります。

目に見えないものだからこそ、

その価値を言葉で伝え、

その価値を買ってもらう必要があるのです。

過剰サービスは、

自社を負かせて自分が勝つ、

自社を負かせてお客様を勝たせることなので、

ルーズウィン(負け勝ち)の考え方になるのですね。

 

 

結局のところ、

ウィンウィンとはお互いどちらにとっても

メリットがある方法を見つけることなのです。

むしろ、

どちらも負けない方法を探すということ。

だから難しいし、

この考え方を見につけられると

どんな人にも喜ばれる行動が可能となります。

ぜひウィンウィンの考え方を

身に着けてください。

どちらも負けない、

どちらも勝つ道を考えていきましょうね!

 

 

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