過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1730日目

 

 

おはようございます!

コロナの変異種が増えてきてますが、

できることは限られています。

ワクチン接種券が届いた人は

ぜひ打ってくださいね、

イスラエル、イギリス、アメリカでは

接種率に比例して新規感染者が減っています。

特にイギリス系の変異種にはワクチンが効くそうです。

 

 

さて、

昨日から業務の仕組みの話しをしています。

今日は生産性の話をしましょう。

 

 

昨日はお客様先でこんな話が出ました。

「最近の若い人は残業をとにかく嫌がる人が多いみたいですね」

お客様

「そうなんです、

うちの娘がもうすぐ就職する年齢なんですが、

娘も言うんですよ。

『残業なんてある国は日本くらいなんだよ!

残業なんてするわけないじゃん。』」

こんな考え方が定着しているのか、

世の中の仕組みが理解できていれば

残業の必要性が分かるはずなんですよね。

 

なぜ残業があるのかって、

経営者の立場に立ってみたら分かるんですよ。

どんな会社も一年で忙しい時期とそうじゃない時期がありますよね。

また、世の中では人材不足という事で

なかなか人を採用できない状況があります。

特に中小零細企業では財務体質に余裕はありません。

したがって、

忙しい時期に残業しなくていいほど

人を雇ったとしたら、

仕事が少ない時期に人が余ってしまいます。

そんな余裕のある中小企業はありません。

だから残業というものは無くならないし、

逆に言えば、

残業しなくてもいいような業務の平準化の仕組みを

社内に作っていく必要があるんですね。

そうすれば年間を通して残業しなくても良い状況ができるのです。

 

 

仕組化するメリットは

業務の平準化による残業の削減以外にも、

分業化をすすめることで

特定の業務に集中することで高い専門性を発揮したり、

同じ業務が集約されることで

難易度が高いものと低いものを

うまく作業者のレベルに合わせていくことも

可能になります。

結果として、

同じ売上高のなかで作業時間が少なくなり、

付加価値が高い業務を提供できる組織となっていくのです。

 

 

残業=悪

という図式は、

ブラック企業の与えるイメージが強くて

正しいものではありません。

適度な残業は世の中には必ず存在するからね。

若者にちゃんと伝えられるように

しておいてくださいね(^^)

 

 

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