過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1831日目

 

 

おはようございます!

最近は来春採用予定の方の事務所見学が続きます。

フレッシュな若い方は希望に満ちていて

話していて楽しくなりますね♬

 

 

さて、

ちょっと前に聴いた話しです。

誰もが知る某大手企業で

その方は役職がある方なので、

何かあると本社に呼び出されていきます。

先日も聞いたら上役を集めて会議だとか。

 

 

ある部門長のAさんの人事案件で、

Aさんが部下たちを上手くまとめられないこと、

自分のやり方を変えられないこと、

のために降格せざるを得ないので緊急会議となったそうです。

 

というのも、

そのA課長さんは課長になる前は

自分の仕事をテキパキと期限までにやり切る

優秀な社員だったそうです。

そして部下を何名か与えられ、

一つのプロジェクトを任されたそうです。

 

 

でね、

そのA課長の部署の仕事が

なかなか期限通りに上がってこないんです。

周りの部署は予定通り進んでいるので、

A課長の部署が遅れたために

全体が止まってしまうことが続いたそうです。

 

 

A課長はどんなマネジメントをしていたかというと、

A課長の抱えるプロジェクトを細分化し、

各メンバーに指示を与えていたそうです。

それは特に問題ないのですが、

その業務全体を知ってるのがA課長だけだったそうなんです。

全体像を知らずに各メンバーは個別に仕上げてくるので

全体が上手くつながらないんですよね。

バラバラな基準で仕上がってくる仕事を

結局はA課長が自分でやり直して

それをまとめていたので時間がかかったそうです。

 

 

A課長の上司の部長からは、

「そんなことなぜ自分でやり直しているんだ!

 部下にやらせればいいじゃないか!」

でもA課長はそれができないと言うんです。

自分の仕事を周りに分け与えることが苦手で、

「自分は自分がやりたいようなやり方で

 仕事をするのに何が悪いんだ!」

こんな対応しか返ってこなかったそうです。

 

 

最終的には部長は、

「わが社の車に例えていうと、

 故障して調子が悪くなった部品は交換するんだよ。

 悪いけど他の人に変わってもらうからな」

と、緊急の会議だとか。

 

 

大手企業の人事の事情は分かりませんが、

仕事のやり方については考える余地がありそうでしたね。

みんなで協力して知恵を出し合うという意識がなく、

つねに部分的な作業だけを部下に回していたから

こんな状況になったというわけです。

上司となったら

仕事をどうやってメンバー達と取り組んでいくのか、

上司だけで考えていては主体性は生まれません。

情報は広く分け与えなければ

知恵も浮かびませんよね。

A課長がどうなったかは知りませんが、

貴重な学びとなりました(^^)

 

 

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