過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1916日

 

 

おはようございます!

世の中がDXの話題が多くなり、

DXについていけなくなるのはマズいことなんじゃないかと

不安を感じる人も多くいらっしゃるかと思います。

 

 

会計の世界では

今後のインボイスの発行についても

電子での方式を会計事務所ソフト会社さんたちや

税理士会も関わって、

世界基準から外れないような日本基準を策定しているようです。

なにごとも自由でバラバラな規格では

あとから作業する側が疲弊してしまいます。

はやくしっかりした統一規格ができるといいですね。

 

 

規格といえば

領収書一つとっても、

大きさが違ったり、

日付の書き方が違ったり、

それぞれ記載内容の配置が違っていたりと、

バラバラな表記なので、

いっそのこと同じ規格で統一してほしいものです。

 

 

藤垣会計ではまだ未対応な技術に

RPAというものがあります。

ロボット技術などとも呼ばれる自動化の技術ですね。

といってもロボットを開発するのではなくて、

Windowsのマウスの動きとクリックの動きを

一定のパターンを覚えさせて、

勝手にソフトを立ち上げ作業をさせるという技術です。

単純作業に向いているので

単純な印刷業務などひたすら同じ作業をする場合には

効果を発揮するんですね。

 

 

ちなみに新しいWindowsには標準でRPAのソフトが

入っているとのことです。

まだうちのPCはアップデートできませんが

今後触ってみたいですね。

 

 

でね、

今日のテーマのDXは本当に使えるのか?

という話ですが、

実際のところはどうなのでしょうか?

 

 

たしかに便利な機能ばかりで

活用できればよいのですが、

例えば個人事業を始めたばかりで

取引量が少ない人は、

どこまでこのDXの価値を享受できるのか?

手入力でササっと入れたほうが

圧倒的に速いと思うんですね。

 

 

RPAだってそうです。

人が5分かかる作業が

RPAのおかげで無くなったといっても、

それが1カ月でどれだけあるのか?

年間でどれだけ楽になったのか?

 

 

おそらくDXが本当に機能する場面とは

大企業の経理だと思うんですよね。

膨大な会計データが人を介さずに

自動で出来上がっていくのは

画期的なことです。

多くの人の手間が省けることは

間違いないでしょう。

 

 

小さな企業でも、

最初からこのやり方でやっているから

将来大きくなっても対応していけるので、

意味がないわけではありません。

しかし、

世の中が言ってるほど

DXは万能ではないということです。

実際にクラウド会計だけで自動で経理ができるお客様は

あまりいらっしゃいません。

(うちの問題かもしれませんけど(^^;)

 

 

新しい技術についていこうとすることは

絶対に必要ですが、

必ずしも導入しなければならないかというと

そうでもないというのが現状の印象です。

 

 

だから、

デジタルが苦手だからといって

毛嫌いすることなく、

新しい情報には耳を傾けてみてくださいね。

素直になれば便利な機能を使えるようになるかもしれませんよ(^^)

 

 

 

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