寿命はまだまだ延びるという現実
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
2月13日、昨日は私の母の誕生日でした。
ちょうど70歳、いわゆる古希と呼ばれる年ですね。
まだまだ長生きしてほしいので、
これは通過点と思っています。
長年勤めたパートの仕事を去年退職して、
生活のリズムが変わったこともあるのか、
風邪ひいてるみたいでした。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、
気を付けてほしいですね。
いつまでも元気でいてほしいものです。
私の好きな織田信長の有名な詩に
「人間五十年、
下天のうちを比ぶれば、
夢幻の如くなり。
ひとたび生を得て
滅せぬもののあるべきか」
というものがあります。
「人間の一生は所詮五十年に過ぎない。
天上世界の時間の流れに比べれば
まるで夢や幻のようなものであり、
命あるものはすべて滅びてしまうものなのだ」
という内容のものです。
今から500年ほど前だと、
人の寿命はそれほど短いものだったんです。
医療の進歩、食事の進化など、
現代は寿命を長くするための進歩は
目覚ましいものなんですよね。
ちなみに、
昨年末に出版された書籍で、
「ライフシフト
100年時代の人生戦略」
が人気のようですね。
私もちょっと読み始めました。
平均寿命はこの200年間、
10年に2年以上のペースで延びている。
だから、今40歳の人の半分以上は
95歳以上生きる可能性があるとのこと。
確かに、今の80歳の人と、
20年前の80歳の人を比べると、
今ほど若々しくなかったように感じます。
60代の方々も皆さん一様に若いですよね。
そう考えると、
70歳の古希も通過点に過ぎない。
米寿や白寿が珍しくなくなる時代が
やってくるということなんでしょうかね。
心配に思うのは、
自分たちがその事実に気が付いていないということ。
人は、今の現状がそのままずっと続くという、
勝手な思い込みを持っています。
寿命もそうなんでしょう。
どんどん延びていると考えると、
自身の人生設計を相当考えていかないといけませんね。
いまでは政府の推奨する定年制度も、
65歳を超えて定めると助成金が出るように
なっているんですよ。
少し前に60歳から65歳に延長したばかりです。
寿命が延びることは嬉しいことですが、
素直に喜べるように、
人生設計を考えていきたいところですね。