承認のレベルは3つ|「職場の問題地図」
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
忙しくて時間が無くなるほど、
本を無性に読みたくなる。
そんな経験はありませんか?
私は毎年繁忙期になると本が読みたくなります。
本屋に行って気になった本を買います。
↓
忙しくて読めない。
↓
繁忙期がすんだら読むことにする。
↓
忙しくなくなると、本も読みたくなくなる(^^;)
なんて流れが続いています。
時間ができるようになると、
「いつでも読めるから今じゃなくてもいいや」
って、読まなくなってしまうんですよね~。
今年もあいかわらず本をたくさん買ってますが、
その中に、忙しくても読んでしまう本がありました!
それだけ面白いので、
ご紹介します。
『職場の問題地図』
「で、どこから変える?」
残業だらけ・休めない働き方
著 沢渡あまねさん
いや、これが面白いんですよ!
図解付きで分かりやすいし、
「まさにうちの事務所じゃん!」な項目が色々見つかります。
当てはまるということは、
うちが問題だらけということでもありますが、
これは改善のチャンスなんだと解釈しました(^^
課題図書としてスタッフたちにも読んでもらおう。
問題点を課題として浮き彫りにできれば、
あとはどう改善するか!だけなんですよね。
ワークなどを行い、定期的に改善に取り組んでいこうと思いました。
そんななかで、承認欲求について触れられていました。
スタッフたちがなかなか変化してくれない理由が、
この承認欲求にあるのかもしれません。
この承認欲求は3つのレベルの深さがあるそうです。
①結果承認欲求
②行動(プロセス)承認欲求
③存在承認欲求
この3つのレベルです。
この話は以前、別のところで聞いたことがあるので、
その具体例をお伝えしますね。
①結果承認とは、
奥様と出かけるときにこう伝えたとします。
「今日のメイクはバッチリ決まってるね!キレイだよ。」
これが結果承認です。
②行動承認とは、
奥様と出かける準備をしているときに、
「いつも一生懸命メイクをして、頑張ってるね!」
と、その行動を承認すること。
なんか微妙な発言ですね(^^;)
③存在承認とは、
奥様に、
「メイクなんてしなくても、キレイだよ」
「いてくれるだけで嬉しいよ」的な感じでしょうか。
その存在そのものに価値があるという承認ですね。
これらのうち、どのレベルで承認するのかは
時と場合に寄りますが、
存在そのものを承認できるのが一番深いですね。
先程の書籍の中では、
業務改善をしようとしても、
ベテランスタッフなどから抵抗を受けることがありますよね。
その理由にこの承認欲求があり、
その対応策も承認欲求を使うと良いと書かれていました。
組織がうまく噛み合っていないなぁと感じる人に
最適な一冊です。
著者の沢渡さんから、
「3月に続編が発刊されます」と聞きました!
そちらもとても楽しみです♪