いざという時に保険がもらえない?
過去の数値から、
仕事をする税理士
その数値を活かして、
未来を創造する
未来会計士 藤垣寿通です。
皆さんは、自分が入っている
保険は把握していますか?
保険と言っても、
生命保険、損害保険
があって、
医療保険や、自動車保険、
火災保険や地震保険など、
とても種類がたくさんあります。
特に最近では、保険会社の合併により、
保険会社名がダラダラ長くなって、
生保なの?
損保なの?
って分からなくなります。
例えば、
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命
損保ちゃうんか!とか、
あいおいニッセイ同和損保
生保ちゃうんかい!
とか言いたくなります。
前者は生命保険会社で、
後者は損害保険会社です。
こんなややこしいから
私のうちでも妻から、
何に入ってるかよく分からん!!
って、逆切れされます
話は少し古い話になりますが、
阪神大震災の時に
多くの方がお亡くなりになりました。
そのとき、生命保険って
どうなったか知ってます?
保険の約款といって、
規則みたいなものには、
「地震津波の際は支払わない
ことがあります」
って書いてるんです。
だって、大災害の時には
何十万人という人が対象になって
生命保険会社が払いきれなくて
倒産しちゃうかもしれないでしょ。
でも、阪神大震災の時は
支払われたんですよ。
ただし半分だけね。
半分とは、どういうこと?
1億の保障だったら、
半分の5千万円ってこと?
いいえ、違います。
もらえる人は1億円全額もらえた。
もらえない人は0円だったってこと。
何それ、
どーゆーこと!?
って思いますよね。
答えは、
保険の制度の問題でした。
保険は請求主義なんです。
請求すればもらえるけど、
しないともらえません。
勝手に支給されるわけでは
ないんです。
大震災の時は、火災で
みんな燃えてしまった。
証書も燃えてしまった。
また、ご夫婦ともに
お亡くなりになった場合は、
お子さんは保険のことなんか
分かりませんよ。
ましてや、
親戚のおじさんが
どこの保険会社に
入っていたかなんて
知りませんよね、普通は。
知ってたら、逆に怖いです。
そういうことなんです。
ちゃんと分かっていないと、
せっかく保険に入っていても、
無駄になってしまうんですよ。
だから、どこの何の保険に
入っているかを整理しておく。
家族で共有しておく。
分かるようにしておくって
とても大切な事なんですね。
藤垣家では、証書類を整理して
妻に説明しておきました。
が、保険会社名がややこしすぎて
余計に整理がつかなくなったようです