ふるさと納税は過剰サービス?|寄付にもいろいろあるんです。
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます!
今日は税理士っぽいネタでお話ししますよ。
税理士のブログなのに、税務ネタが少ないでしょ(^^;)
専門性が高い税のことは、
本当に税務のことを深く勉強している先生や、
国税庁のタックスアンサーにお任せしてますので、
私は軽い内容でお伝えしますね。
テーマは「ふるさと納税」です。
ふるさと納税が始まって、
随分経ちますが、
総務省のホームページでどれくらい利用されているか、
データが公開されています。
一番近いデータが平成26年分でしたが、
利用者の数は、
435,720人でした。
意外と少ないですね。
1億人で割ると、
0.4%ですね。
1000人に4人しか利用してない?
なんだか違和感がありますね(^^;)
そんなに少ないのかな??
寄付金の総額は凄いですよ。
なんと、34,111,165,000円。
桁が多いとよく分かりませんね。(^^;)
要するに、341億円です。
利用者の数で割ると、
一人当たり約78,000円といったところ。
まぁ、納得感はありますね。
サラリーマンで数万円のふるさと納税をする人が多いと聞くので、
高額納税者で100万超えの寄付をする人もいますから、
平均するとそんな金額なのかなって感じもしますね。
総務省の高市大臣が、
「この春位をめどに返礼品の対応を検討したい」
と2月頃に話していたそうです。
以前ワイドショーでも取り上げられていましたが、
千葉県のある市町村の地域で使える商品券が、
ふるさと納税の返礼品とされていたようです。
この商品券が問題でですね、
例えば、10万円の寄付をして、
5万円相当の商品券がもらえたとします。
この人は2千円だけ負担しますが、
残りの98,000円は税金が安くなります。
更に5万円分の商品券で買い物ができるのですが、
ある人はこれをネットで転売してるんですよ。
5万円分を3万円で売却すれば、
3万から実質負担の2千円を引いた28,000円は丸儲けになるんです。
寄付して、お金が儲かるなんて、問題では?
ということなどが話題となり、
過剰な返礼品サービスが問題となったわけです。
転売まではやりすぎですよね。
とはいえ、返礼品は楽しみですから、
この制度が厳しくなると聞くと、
ちょっと残念ですね。
私は去年は九州の地域に寄付して返礼品をもらってました(^-^)
ちなみに、今年の寄付はもう済ませてしまいました。
どうせ返礼品も減らされるのだし、
妻の生まれたところへ寄付しました。
使途が選べるので今回は、
犬猫の殺処分をなくすための活動に使ってもらうことにしました。
人間の勝手で、ペットを保健所に連れていく人がいるそうですよね。
本当に悲しくなります。
最後まで面倒見れないなら、
最初から飼うべきではないと思うのです。
愛護センターなどが引き取ったりしてくれているので、
その市町村では殺処分がゼロだそうです。
我が岐阜市も殺処分はゼロです。
ボランティア団体の方が引き取ってきてくれているので、
ゼロが維持できているそうです。
頭が下がりますね。
ちなみに、今回の返礼品はこれです
かわいいピンバッジでした。
愛護センターでは、預かっているワンコの医療などに費用がかかるそうで、
ふるさと納税での寄付が、
その負担に使われたりするそうです。
うちのワンコは、
相変わらずソファを独占して寝てますね(^^;)
幸せな奴だ。
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