M&A専門機関との付き合い方
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2237日目
おはようございます!
台風が近づいてますね。
くれぐれもお気を付けください!
さて、
日本の中小企業では
事業承継が喫緊の課題となっています。
藤垣会計のお客様にも課題となっているお客様が
たくさんおられます。
自分の人生そのものである会社を
息子に継ぐのならまだしも、
他人に承継しようとするのって
めちゃくちゃ辛い事なんだろうと思うんですよ。
自分と会社はもう一体として何十年もやってきて、
他の誰かに任せた途端に会社の方針を変えられてしまうとか、
会社を倒産させてしまうとか、
いろいろ想像するととても人には任せられない!
そんな気持ちが高齢になるほど強くなるのかなぁと感じてます。
そうは言っても、
いずれ決断する時期はくるものです。
それが高齢になってしまう前に決めていくことを
強く勧めています。
というのも、
高齢になり過ぎると
もう決断する力を失ってしまうんです。
決めることって物凄いエネルギーを使うからね。
高齢になって認知症になってしまうと
もう会社も個人ももう終わりです。
なにも手を付けられなくなってしまうのですね。
これが一番怖いことです。
でね、
事業承継の大きな手段として
近年M&Aが流行ってますね。
昔のような乗っ取りのようなイメージは
ずいぶん無くなったと思います。
最近では事業提携のような形での
M&Aが大半じゃないですかね。
でね、
M&Aでは多くのことを行う必要があります。
だから税理士もなかなか手を回せないので、
専門の仲介業者を紹介することが大半だと思います。
うちも最大手のM&Aの仲介会社の会員となっているので
そこの担当者と連絡を取り合って進めています。
面白い話をご紹介しますね。
大手3社と呼ばれる仲介会社では
成約すると数千万円という手数料が入るんですよ。
規模によって変わりますが、
大手の業者では最低額が決まっていて、
それが2000万円とか高額なので
なかなか零細企業だと相手にしてもらえないんですよね。
なぜ相手にしないかというと
当然手数料を支払えるほど
大きな金額での成約にならないからです。
そしてM&A手続きは、
規模が大きくても小さくても
基本的にやることは一緒なんですよ。
自分がその会社の営業だったとしたら
成約ができそうな規模が大きい案件を
取り扱うと思うんです。
だからなかなか成約に至らずに
相手も見つからないのかもしれません。
だから大手の仲介業者だけでなく
中小零細でも臨機応変に動いてくれそうな
仲介業者に依頼することがポイントとなります。
規模感に応じてM&Aの仲介業者を
変えていくのですね。
使い分けていくわけです。
多くの仲介業者さんがいらっしゃるので
そこでの出会いも結構大事ですね。
先日偶然訪ねてくださった仲介業者さんと
うまく協調していこうと考えています。
気になることがありましたら連絡ください。
よろしくお願いいたします。
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