過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2303日目

 

 

おはようございます!

藤垣会計で毎週火曜の早朝に

読書会をしていますが、

今は『7つの習慣』を読んでいます。

ようやく第7の習慣まで読み進めてきました。

第7の習慣は「刃を研ぐ」です。

第1から第6までの習慣を

実践する習慣です。

ここが一番大事。

なぜなら、

やらなければ身につかないからね。

 

 

この章の冒頭のショートストーリーを

要約してご紹介します。

森の中で必死に木を切ろうとしている人がいて、

何してるのか聞くと、

「見りゃわかるだろ、

 木を切ってるんだよ」

という。

くたびれた感じなので

「大変そうだね。

 いつからやってるの?」

そう聞くと、

「もう5時間も切ってるんだ。

 くたくただよ。

 大変な仕事だ」

「だったら少し休んで、

 刃を研いだらどうだ?

 そうすればもっとはかどりますよ」

「切るのに忙しくて、

 刃を研ぐ時間なんかあるもんか!」

 

客観的に物語を読むと

刃を研がないから

いつまでたっても楽にならないんだと分かります。

でも

この現象ってあなたは経験してませんか?

 

 

会計事務所の仕事も人によって

取り組み方はさまざまです。

ゴールは指示されるのですが、

そこに至るまでのやり方までは

細かく指示していません。

だからそれぞれの要領で進めてくれています。

 

 

特に月次試算表を入力する役割や、

決算処理をして申告書まで作成する役割では

この業務の個人差が果てしなく大きいと感じます。

少し前まで勤めてくれていたスタッフは

データ入力そのものに向いていなかったようで、

人が1日で入力完了する仕事を

1週間かけても完成させられませんでした(^-^;

そもそも仕事が不向きだったので

本人にやる気がありませんでしたから

業務時間は改善するはずがありません。

1年で他の道を進むと決めて退職されていかれましたね。

良い判断だと思います(^^

事務所にとってもその仕事では給料を払っていけないので

本音を言うとホッとしました。

 

 

でね、

一生懸命やっていても

まったく作業が進まない場合は

これは結構深刻なんですよ。

上司が効果的に進める段取りや進め方を伝えようにも、

忙しいようで自分のやり方を見直す余裕がまったくない。

こんな状況が事務所の一部で続いているんですよね(^-^;

でもこれって、

さっきの木こりの話しを聴いているみたいじゃないですか?

 

 

 

緊急かつ重要なことを第1象限の事象だといいますが、

第1象限の仕事をどれだけこなしても

成長はしないんですよ。

バタバタと追われているだけだから

覚えることもできないので、

また次の仕事も同じことを繰り返してしまうんです。

完成させるだけで精いっぱいなのが第1象限です。

永久に抜け出せない負のスパイラルです。

学ぶ時間を取れないし、

仕事のやり方を振り返り改善する時間も取れない。

どれだけ緊急じゃないけれど重要なことに取り組めるかが

本当に大切なんです。

無理してでも負荷がかかっても、

これをやるべき時は必死で取り組まないと

いつまでたっても浮き上がれない。

だからこそ、

本気で頑張ってほしいと思うわけです。

メンバー一人ひとりの成功ストーリーがあるのです。

それを応援していきたいからね。

ぜひ行動を変えていってほしいものです。

 

 

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