過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ849日目

 

 

おはようございます!

今日は静岡の会計事務所の見学会。

職場の仕組みづくりが普通?というか

普通の会計事務所が特殊なんです。

だから普通の企業のような組織づくりができていることが、

私から見たら特殊に見えてしまうんです。

現場を見ることで分かることを

吸収してきます!

 

 

さて、

つい先日、スタッフと話していたのですが、

藤垣会計のお客様は

事業承継をする年代の経営者様が多いのです。

ここもそう、

あそこもそう、

あぁ、あそこもだ。

それぞれの法人ごとに形が違いますね。

それが難しくもあり、

面白くもあるのです。

 

 

 

事業承継には、

1.親族内承継

2.親族外承継

3.M&A(外部へ売却)

などが考えられます。

 

事業承継

 

身内の後継者がいる場合は

比較的イメージしやすいので、

進めやすく感じます。

5年位前から先代経営者の退職の時期を決めて、

その時期に向けて進めるのですね。

と言っても、

株価の対策、

退職金のこと、

承継後の組織の形、

そして後継者育成です。

私たちは税理士として関わると、

株価のことや退職金など

お金にまつわることが中心です。

最近では、

後継者育成という研修も

企画できるようになってきました。

また、うちのコンサルティングスタッフが

「後継者向け経営塾」

というものを企画してくれています。

講座で学べることの大枠は

完成しているようなので、

リリースするまであと少しなのかな?

概要が固まったら

このブログでご紹介しますね!

 

 

でね、

親族内の承継だけではありません。

親族で候補がいなければ、

社内の幹部などが後継者となる場合もあります。

ちなみに、私の場合もそうでした。

藤垣会計の前身は羽田野会計事務所といいます。

我が師の突然の訃報により

強制的に事業承継を受けることになりました。

親族ではない場合の難しさは

実体験として経験しました。

相続人の方々との関係性にも

大きく影響を受けますので、

先代経営者が健在なときに

承継を済ませておくのがポイントですね。

 

 

ちょうど今、

事業承継のコンサルをさせていただいているお客様が、

この親族外の幹部様への承継になります。

無事に現社長が退職するまで、

フォローしながら、

次期社長がスムーズに発進できるよう、

サポートをしています。

私たちのコンサルの価値は、

第三者の立場で間には入れることです。

お互いが話すと言いにくいことでも、

第三者の私たちが入ることで

上手く伝えることができます。

それだけでもコンサルをつける価値があると

私は信じています。

 

 

 

親族での承継、

親族外の承継、

そしてM&Aでの承継。

M&Aというと難しそうに聞こえますが、

基本的には事業譲渡か株式譲渡で

ほとんどが整理できます。

案外シンプルなのですよ。

難しい交渉は仲介会社がやってくれます。

仲介会社に多くの手数料を支払う必要はありますが、

マッチング先を探してきてくれるというメリットは

自分だけでは絶対にできないことです。

手数料以上の価格で会社を買ってもらえれば、

それだけで価値があるのではないでしょうか。

事実は一つ、

解釈は無数。

会社の後継者がいないという事実、

そしてどうやって会社を残していけるか。

解釈次第では、

ほんとうに様々な対応方法が考えられます。

 

 

あなたがもし承継する側だとしたら、

いつ、

誰に、

どんな方法で、

事業承継をするのか、

ある程度考えておきましょう。

タイミングやご縁ということで、

承継するチャンスを

逃してしまうこともあります。

目をそらさずに、

ちゃんと考えていきましょうね。

 

 

 

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