カウンセリング
こんばんは!
やっと岐阜に帰ってきました(^^)/
三日間の選択理論(リアリティセラピー)の講座を受講し、
カウンセリングのロープレをたくさんしました。
基礎講座ということで一人のクライアントに対して
3名で順番にカウンセリングを回しながら行っていきました。
受講生の仲間のやり取りがヒントになったり、
自分の順番の時に会話が行き詰ってしまったり、
講師の先生の独り言をきいてチャレンジしてみたり。
自分の癖も分かりますね(笑
私は分析することがもともと好きなので、
どうやって導いていったら上手くいくだろうか、
どんな質問をズバッと決めたら相手が自己評価するだろうか、
そんなことを期待しながらやってることが多いことが
あらためて分かりました。
そしてもう一つ、
どうしても自分がこれがいいと思う方向に
導いていく傾向が強いこと。
講師の先生がロープレのたびに毎回模擬カウンセリングを見せてくれるのですが、
常にフラットな立ち位置から対話をされていました。
相手の返答に応じて対話の方向が変わっていきます。
私たち受講生は勝手に当たりを付けた方向に
導いていこうとやり取りをして、
勝手に行き詰ってしまっていました。
なかなかフラットに聴けていないなぁと感じました。
また、
講師の先生は私たちが聴きにくいと思って避けていたことにも
普通に質問されていました。
例えば辛くて死にたいと思うクライアントさんに対して、
「死にたいって、具体的にどうやって死のうかと考えたりするのですか?」
「いつ頃死のうかって考えてましたか?」
普通に聞いてました。
相手のダウンコートを引き裂いてやりたいという奥さんに
「本当に切り裂いたことはあるのですか?」
「それを本当に切り裂いたらご主人との関係は理想に近づきますか?」
そうやって聞いたらまずいかなって思って避けたことにも
踏み込んでいきます。
仕事の中では踏み込みすぎて
例えば先の事例の「死にたい」を「辞めたい」に置き換えて
面談することも可能ですが、
それはそれで大きな勇気が必要になりますよね。
本当にその面談をきっかけに退職されてしまっては
面談を何のためにやっているのかと思ってしまいます。
だけど本気で相手に関わろうとするのであれば、
そこまで覚悟をもって関わっていかねばならないんだと分かりました。
分かったことと、
できることは全く異なりますが、
自分も相手のためを思うという大前提のもと、
覚悟をもって面談相手と関わっていきたいと思いました。
あなたは個人面談をする立場にあったとしたら、
どこまで踏み込んで対話をしますか?
勇気をもって相手のために関わり切っていきましょうね!