自分のいる3つのモードを知る
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1394日目
おはようございます。
今週で5月も終わりますね!
来週から6月です♬
とても嬉しいんです。
会計事務所では、
12月から5月までは繁忙期なのです。
年末調整から始まり、
確定申告や3月決算法人の申告までが
忙しいんですね。
だから6月からは少し落ち着きます。
税理士試験に臨むものは
これからが追い込みの最盛期です。
事務所でも今度の年末調整や確定申告に向けて、
業務の平準化を進めていきます。
平準化とは、
一年を通じて
凸凹を小さくしていくことです。
繁忙期という考え方そのものが
無くなっていくように、
日頃の業務の進め方にメスを入れていきます!
さて、
どれだけ仕事をしても
いつも忙しいと感じているあなた!
なぜ、そんなに忙しいんだと思いますか?
今日は面白い本を読んだので、
ちょっとご紹介します。
結果を勝ち取る力 QUEST
行動心理学の著書を多く書かれている
池田貴将さんの書籍です。
表紙や前文のイラストがカッコよくて
思わず買ってしまいましたが、
読みやすくて分かりやすいです。
『「やろう」、「やらなきゃ」と考える自分と、
その行動を実際にやる自分とは、
いわば別人である。』
確かに頭ではわかっていても、
それを行動できない人が
どれほど多いか。
というか、
行動できないことの方が
圧倒的に多いのではないでしょうか?
このそれぞれ別人だという
考える自分と行動する自分を
どうやって繋げるかが、
この書籍では語られています。
面白いなと感じたのは、
私たちの行動には3つのモードがあるそうです。
・意志のモード
・反応のモード
・惰性のモード
常にどこかの行動をしているのです。
意志のモード
自分の考えで動いているモードです。
自分がやろうと思ったことを
行動しているモード。
常にこのモードにいられれば、
仕事はスイスイ進むし、
思い通りの人生を歩めているでしょう。
反応のモード
刺激に合わせて動いているモードです。
周りからの刺激、
すなわち、
頼まれたことをすぐにやったり、
相談や質問に答えたり、
メールの返信をしたりする行動です。
意志のモードにいたとしても、
ちょっとした刺激により
一瞬で反応のモードに切り替わってしまいます。
そして意志のモードでやっていたことを
すっかり忘れてしまい、
反応のモードだけで
一日が終わってしまうのです。
惰性のモード
何も考えずに動いているモードです。
これは刺激に流され、
時間を潰している状態です。
雑談、スマホいじり、
ネットサーフィン、買い物などを、
「無意志」に続けている状態ですね。
スマホで時間を確認しようとしただけなのに、
一瞬にして惰性のモードに入ってしまいます。
そのままダラダラとSNSなどに
浸かってしまうのです。
この三つのモードの
何がポイントかというと、
自分が今どのモードになっているかさえ、
気が付かずに一日が終わってしまう人が
たくさんいるという事です。
一日中かけて一生懸命に電話の応対をしていたとして、
それが意志をもってかける電話であればいいのですが、
たまたまかかってきた電話が多く重なって、
いつのまにか一日が終わってしまったなんて、
完全に反応のモードで終わってしまっています。
仕事は一生懸命やっているのに
どんどん仕事が溜まってしまうことになります。
これでは仕事は進みませんよね。
本当にやるべきことが
置いてけぼりになってしまいます。
だからこそ、
反応のモードや惰性のモードに入ったとき、
自ら気が付くことで
意志のモードに戻すことが重要なのです。
そのためのコツが
この本には書かれています。
内容はGTDという行動管理手法や、
多く語られてきたことも
出てくるのですが、
独特な考え方もあって面白かったです。
時間の使い方についても、
多くのコツが書かれていて、
時間を15分単位で管理すること、
疲れてしまう前に5分でも休憩を入れること。
時間を100倍にして考えてみることなど、
使えるものも多く載ってます。
自分のいるモードを意識することで、
行動を切り替えることができます。
ぜひ意識してみてください(^^)/
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