想像力を働かせる
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1440日目
おはようございます!
あっという間に土曜日ですね~。
せっかくの週末も天候は荒れ模様。
雨だからできることって
何かありますか?
私は今晩の研修講師の準備、
明日は今年のスタッフの評価シートを
作る予定ですよ。
さて、
仕事って
自分だけで完結する仕事と
周りと繋がっている仕事が
ありますよね。
根本的に言えば、
お客様と繋がっているのですが、
社内という視点で捉えると、
自分一人で完結できてしまう仕事も
結構あるわけです。
会計事務所の仕事は
普通の会社と違い、
担当者で全て完結型という業務のやり方が
一般的なのです。
具体的言うと、
・お客様に情報提供や提案をする(営業)
・お客様から帳簿をお預かりしてくる(仕入)
・お客様のデータ入力をする(製造)
・入力後の内容をチェックする(品質管理)
・お客様に請求する金額を経理担当者に渡す(業務)
・完成した試算表をお届けする(物流)
これらの仕事をすべて一人の担当者が
最初から最後まで行うのが会計事務所のスタイルなんです。
入力の辺りは、サブメンバーがいたりもします。
全部ひとりで完結してしまうため、
周りを気にせずマイペースでできるのがメリットですが、
その人がいないと誰も何も分からないという
情報のブラックボックス化が起きてしまうことが
大きなデメリットなのです。
でね、
藤垣会計ではそれぞれ役割ごとに
チーム分けをして、
誰もが同じ基準で仕事ができるような
体制づくりに取り組んでいます。
昔からのやり方を変えるのは
なかなか苦労していますね。
でね、
おおきな障害となるのは
コミュニケーションだと考えています。
今までは自分だけで完結していた仕事が
これからは多人数で一つの会社様を
担当することになるからです。
自分がやった仕事の次の仕事を
別の人が作業をすることになるため、
情報共有や段取りが
とても大きな影響を与えてくるからですね。
一つの設定が間違っているだけで、
他のスタッフの仕事量が大きく増えてしまうことが
実際に現場で起きていました。
でも多分その担当者は
それほど大きなことだとは認識していないと思うのです。
いつもなら自分でやる事は自分に返ってくるだけだから
あまり気に留めないんです。
でもこれからは違うんです。
自分の仕事の段取りが
多くのメンバーの時間を奪ってしまうことが
簡単に起きてしまうのです。
いつもスタッフたちには話していることですが、
時間とは命そのものなのです。
例えば、
やらなくてもいい残業を多くしたため
なりたい資格を取るための試験勉強の時間が取れなかったとしたら、
その無駄に使わせてしまった時間を
勉強時間に充てたかったですよね。
社会では自分だけで完結する仕事なんて
実はないんですよね。
今日のタイトルは
想像力!
思考の範囲を小さくすることで
集中力が増して仕事がはかどります。
しかしその範囲を広くして
全体を見回す余裕を持ちたいものです。
その時に想像力を発揮して
周りのメンバーの仕事ぶりまで
気が行くようになれば
円滑に業務が流れていくのでしょうね。
思考を広くイメージしましょう!
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